パルワールドのクロスプレイ専用サーバー:Xbox・PS5 も同じワールドに
パルワールドの専用サーバーは 0.5.0 からクロスプレイ対応。Xbox・PS5 のプレイヤーは一覧からしか入れないので、起動引数 -publiclobby、27015/UDP、固有の ServerName の三つが要ります。
バージョン 0.5.0 以降、パルワールドの専用サーバーは一本のクロスプレイ対応ビルドになりました。Steam、Xbox、PS5、Mac、PC Game Pass のプレイヤーが同じワールドを共有できます。この事実はよく「サーバーを立ててアドレスを配ればいい」と読まれますが、それは Steam と Mac のプレイヤーにだけ当てはまり、Xbox と PS5 には当てはまりません。あちらのゲームにはサーバーアドレスを入力する場所がそもそも無いのです。
この記事はクロスプレイサーバーに追加で必要なことだけを扱います。サーバーの構築自体は構築ガイドにあり、ここでは繰り返しません。
誰と誰が一緒に遊べるか
0.5.0 より前は Steam と Xbox が完全に別のネットワークで、PS5 はさらに別でした。以降はサーバービルドが一つになり、プラットフォーム間の制限はありません。
| プラットフォーム | クロスプレイ専用サーバーに入れるか | 入り方 |
|---|---|---|
| Steam(PC) | 入れます | アドレスで直接接続、またはコミュニティサーバー一覧で検索 |
| Mac | 入れます | Steam とまったく同じ |
| Xbox 本体 | 入れます | コミュニティサーバー一覧で名前を検索する方法しかありません |
| PC Game Pass / Microsoft Store 版 | 入れます | Xbox と同じで、一覧のみ |
| PS5 | 入れます | Xbox と同じで、一覧のみ |
表の三つの「のみ」がこの記事のすべてです。コンソール版と Microsoft Store 版のタイトル画面には アドレス:ポート の入力欄がなく、ゲーム内のコミュニティサーバーブラウザが唯一の入口です。つまりクロスプレイサーバーが解決すべき問題は「繋がるか」ではなく「どうやって見つけてもらうか」です。
サーバー側で変える二か所
CrossplayPlatforms
PalWorldSettings.ini のあの一行にあるこの項目が、どのプラットフォームの接続を許可するかを決めます。既定ですべて許可です。
CrossplayPlatforms=(Steam,Xbox,PS5,Mac)
普通は触りません。知っておくべきは二点だけで、この項目が欠けているか、どれかのプラットフォームが抜けていると、そのプラットフォームのプレイヤーは理由を告げられずに拒否されること、そして古い解説にある AllowConnectPlatform は廃止済みで現行ビルドでは何もしないことです。
起動引数 -publiclobby
コンソールのプレイヤーがサーバーを見つけられるかどうかは、これで決まります。この引数を付けて起動すると、サーバーは公式の公開ロビー、つまりゲーム内コミュニティサーバー一覧のデータ元に自分を登録します(公式の起動引数リファレンス)。
./PalServer.sh -useperfthreads -NoAsyncLoadingThread -UseMultithreadForDS -publiclobby
これが無いとサーバーは一覧に存在せず、Xbox と PS5 のプレイヤーには入る手段が一切ありません。Steam のプレイヤーは影響を受けず、これまで通り直接接続できます。「Steam の友達は全員入れるのにコンソールの友達だけ見つけられない」は、ほぼ必ずこの引数の抜けです。
公開ロビーに登録するということは、誰でも検索できるということです。必ず ServerPassword を設定してください。 公開ロビー上のサーバーは非公開ではなく、パスワードが非公開にしてくれます。
開けるポート
Steam 専用のサーバーより必須ポートが一つ増えます。
| ポート | プロトコル | 用途 | クロスプレイで必須か |
|---|---|---|---|
| 8211 | UDP | ゲーム本体の通信 | 必須 |
| 27015 | UDP | Steam クエリ。一覧に載るかどうかはこれ次第 | 必須。コンソールは一覧しか使えません |
| 8212 | TCP | REST 管理 API | 任意。インターネットには絶対に開けないこと |
Steam 専用のサーバーなら 27015 を開けずに全員直接接続でも構いませんが、クロスプレイではそうはいきません。クラウドのマシンではセキュリティグループと OS のファイアウォールの両方で許可してください。詳しい手順は接続トラブルの切り分けにあります。
サーバーが自宅の回線の後ろにある場合は、もう一つ確認が要ります。グローバル IP があるかどうかです。最近の家庭向け回線の多くはグローバル IPv4 を割り当てないため、その場合はポート転送をしても意味がなく、公開ロビーには誰も到達できないアドレスが登録されます。解決策はグローバル IP のあるクラウドマシンに移すか、トンネルや仮想 LAN のツールで中継するかで、後者はコンソールのプレイヤーにはたいてい使えません。ツールをインストールできないからです。
コンソールのプレイヤーの入り方
伝えることは三つです。
- タイトル画面からコミュニティサーバーブラウザを開くこと。招待コードの経路ではありません
- サーバー名を正確に検索すること。一覧は先頭 200 件しか表示しないのでスクロールでは見つかりません。
ServerNameは既定のままにせず、固有で打ちやすい名前にしてください ServerPasswordを入力すること
起動したばかりのサーバーが一覧に現れるまで数分から十数分かかります。これは正常な遅延で、設定ミスではありません。
よくある質問
Xbox や PS5 の友達がサーバーを見つけられません。何を確認すればいいですか?
順番に三つです。起動引数に -publiclobby があるか、27015/UDP がセキュリティグループと OS のファイアウォールの両方で許可されているか、PublicIP と PublicPort がサーバーの実際のグローバルアドレスとポートになっているか。三つとも合っていれば、一覧の更新を十分ほど待ち、正確な名前で検索してもらってください。
コンソール版のアップデートが Steam より遅いと影響しますか?
一時的に影響します。コンソールのパッチはプラットフォームの審査を通るため、Steam より一、二日遅れることがよくあります。サーバーが先に更新済みだと、旧ビルドのコンソールのプレイヤーにはバージョン不一致が出て入れません。逆も同じです。リリースのたびにその期間があると考えてください。
Steam のプレイヤーは引き続き直接接続できますか?
できます。クロスプレイはコンソールのプレイヤーのための経路を追加するだけで、Steam と Mac のプレイヤーはこれまで通り「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」から アドレス:8211 で直接接続します。
クロスプレイサーバーには大きなマシンが必要ですか?
不要です。負荷はプレイヤー数とワールドの規模で決まり、どの機器で遊ぶかは関係ありません。必要スペックの表からサイズを選んでください。
ホスティングならチェックボックス一つ
自前のクロスプレイサーバーは、Steam 専用よりも覚えることが一段多くなります。追加の起動引数、追加の必須ポート、正しく埋めなければならない公開アドレスの二項目、そして必ず設定すべきパスワードです。
KeepWorlds のパルワールド専用サーバーでは、その一覧がコンソールの起動オプションにある一つのチェックボックス「クロスプレイ(公開ロビー)」になります。入れて保存するとサーバーが再起動して公開ロビーに登録され、Xbox / PC Game Pass の友達は名前で見つけられます。ポートは最初から開いており、Steam の友達はページ上のアドレスでこれまで通り参加できます。サーバーパスワードも同じページにあり、誰に渡すかはあなた次第です。
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自分で運用しない方法もあります
ゲームとプランを選ぶだけで、専有マシン上にサーバーが立ち上がります。バックアップ、アップデート、期限のお知らせはこちらで対応いたします。
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